収集する情報は正確に

最近では、専門学校のパンフレットを開いたり、ホームページを閲覧したりすれば、それぞれの学校の就職に関する情報を、簡単に入手することができます。ただし、各専門学校の就職率や卒業生の就職先について、さらに精度の高い情報を収集するために、高校の進路指導担当教師、大学の就職課担当者に質問や相談をして、回答やアドバイスを得ることをおすすめします。高校の進路指導部や大学の就職課では、毎年、担当する学生を専門学校へ進学させるために、専門学校との連絡や進学説明会への参加、高校や大学の卒業生からの情報収集を通じて、専門学校の就職率や就職先に関する最新の情報を得ています。

また、自分が進学を希望する専門学校の在校生や卒業生が、通い先の高校や大学の先輩の中にいるのであれば、専門学校の就職に関する話を聞いてみると良いでしょう。そうした人たちからは、専門学校の就職率や就職先だけではなく、専門学校に入学してから始まる学習内容や学生生活に関する情報も得ることが可能になります。また、卒業生に心当たりがない場合は、OBやOBを招いての学校説明会やオープンキャンパスを実施している専門学校もあるので、チェックしてみると良いでしょう。

卒業後の進路について

専門学校では、年間に行なわれる授業の内、おおよそ7割以上が専門分野の授業で占められています。専門分野の授業には、卒業してから就職した時、現場ですぐに役立つ実戦的な授業、資格を取得するために役立つ授業があるほか、講義のみならず、多くの実習も行われています。そういった事情から、一般的に、大学や短大の卒業生と比較して、専門学校の卒業生は、即戦力として役に立つ人が多いと考えられています。実際のところ、企業の人事担当者によっても、専門学校の卒業生に対して、専門性の高いスキルや、有資格者による実戦的な能力を求められることが多い状況にあります。

そして、専門学校の場合、1~2年間と在学期間が短いにもかかわらず、就職を見据えたカリキュラムに重点が置かれているため、行なわれる授業時間数が多くなっています。したがって、大学や短大と比較すれば、スケジュールはどうしてもハードになりがちで、専門学校に進学した場合、忙しい学生生活を送ることになるかも知れません。

専門学校への進学を検討する中で、各校の就職率や卒業生の就職先について、より確かな情報を得るためには、情報を収集する経路にも気を配ることが大切なファクターになります。

進学を希望する方へ

これから進学を検討している若年層の人たちにとって、それぞれの学校の就職率は気に掛かるところです。若者の検討対象となる学校の中でも、専門学校は、大学や短大に比較すると、高い進学率を誇っています。専門学校の中には、100パーセントなどという高い就職率をアピールしているところがあるほどです。このような数字は、進学を考える人の目に、非常に魅力的なものと映るはずですが、それなりに注意するべきポイントも存在します。

例えば、パンフレットやホームページを通じて紹介されている専門学校の就職率は、必ずしも、卒業生の中に占める就職者の割合を示すものではありません。実際には、その学校に籍を置く就職希望者の中に占める就職者の割合を示すことが多くなっています。そのような場合、専門学校を卒業した人の中でも、就職を希望しなかった人は、母数に含まれていないこととなります。例えば、専門学校卒業後、別の学校へ進学した人、フリーアルバイターやパートタイマーになった人が計算に含まれない場合、その分だけ就職率が高くなります。

また、就職という目的は果たしたとしても、その内の全員が、自分の志望先に就職したとは限らないということも覚えておきたいところです。

就職率の高い専門学校

各学校の就職率は、これから進学を希望する若者にとってチェックしておくべきポイントとなります。それらの学校の中でも、専門学校の就職率は、大学・短大のそれと比べて、高い状況にあり、中には、100%に近い就職率をアピールしているところも珍しくありません。これほどに高い就職率は、額面通りに捉えれば、たいへん魅力的なものと感じられるはずですが、実際のところはどうなのでしょうか?

専門学校のパンフやHPに掲載されている就職率は、卒業生の中に占める就職者の比率を示すものとは限りません。実際は、その学校に在籍する就職希望者の内、何人が就職したかという割合を示す場合が多くなっています。そういう場合には、卒業してから他の学校へ進学したり、フリーターやパート勤務になったりした場合は母数に含まれず、結果として就職率が高くなります。また、就職した人の全員が、自分の希望する仕事に就いたとは言い切れないという点にも注意しましょう。そして、専門学校の場合、卒業生には、専門的な知識や技術、即戦力となる資格などを求める企業が多く、そのようなニーズに対応するべくカリキュラムが組まれているため、大学や短大よりも授業の進度がハイペースになりがちです。

当サイトでは、専門学校の就職率に関する情報を、いろいろとお届けしてまいります。これから進学を控えて、進む学校を選ぶのに苦労しているという方は、是非チェックして、実生活の中でお役立て下さい。